組合では、昭和 41 年 1 月の組合設立以降、千曲市及び坂城町で構成する一部事務組合として広域的なごみ処理事業を行っています。
　組合では、不燃ごみ及び資源物は、「不燃ごみ及び資源ごみ処理施設」及び「プラスチック等ストックヤード（プラスチック製容器包装及びペットボトルの圧縮梱包）」で処理しています。可燃ごみは、令和 3 年度までは組合が保有する「葛尾組合ごみ焼却施設（以下「既設焼却施設」という。） 」で処理しましたが、令和 4 年度から可燃ごみ処理について長野広域連合へ移管しました。
　また、組合では最終処分場を保有していないため、中間処理に伴い生じた残さ物（不燃残さ等） は、民間業者に委託し、埋立処分しています。
　組合が保有する不燃ごみ及び資源ごみ処理施設は、老朽化が著しいことから、既設焼却施設の解体事業と併せて、これらの施設を更新する必要があります。
　組合では、不燃ごみ及び資源物の安定処理を継続していくため、引き続き構成市町と連携を図りながら、ごみ排出量の削減や分別徹底等によるごみの減量に努めるとともに、資源循環の推進に向けて、新たに整備する本施設により、適正なごみ処理システムやリサイクルシステムの構築を図るものであります。